OAP店 9月の売り上げ総合ランキング
1位
オレたち花のバブル組
文藝春秋
池井戸潤
690円(本体657円+税)
「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。
2位
銀二貫
幻冬舎
高田郁
630円(本体600円+税)
大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。
3位
オレたちバブル入行組
文藝春秋
池井戸潤
690円(本体657円+税)
大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな世代へエールを送る痛快エンターテインメント小説。
4位
新参者
講談社
東野圭吾
735円(本体700円+税)
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
5位
一刀斎夢録 上
文藝春秋
浅田次郎
672円(本体640円+税)
大正の世まで生き延びた新選組最強の剣士・斉藤一が語る、近代国家日本の幕開けと壮絶な人間ドラマ。巨大な感動が襲う傑作時代長編。 感動の浅田版新選組三部作、完結!
6位
永遠の0
講談社
百田尚樹
920円(本体876円+税)
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
7位
ロスジェネの逆襲
ダイヤモンド社
池井戸潤
1,575円(本体1,500円+税)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!
8位
一刀斎夢録 下
文藝春秋
浅田次郎
704円(本体670円+税)
沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか―維新後、警視庁に奉職した斎藤一は抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは。百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版新選組三部作、ここに完結。
9位
花の鎖
文藝春秋
湊かなえ
620円(本体590円+税)
元英語講師の梨花、結婚後に子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。3人の女性の人生に影を落とす謎の男K。感動の傑作ミステリ。 9月にドラマ化決定。驚きのラストが胸を打つ!
10位
鎮魂
宝島社
盛力健児
1,500円(本体1,429円+税)
宅見若頭暗殺の内幕、5代目追放劇の真相。田岡3代目のために体をかけて懲役16年。「大阪戦争」最大の功労者、その苛烈すぎる半生とは。伝説のヤクザが語った禁断の回想録。