OAP店 5月の売り上げ総合ランキング
1位
プリズム
幻冬舎
百田尚樹
745円(本体690円+税)
ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。感涙必至の、かつてない長編恋愛サスペンス。
2位
パラドックス13
講談社
東野圭吾
896円(本体830円+税)
13時13分からの13秒。そのとき地球に何が起こるのか誰も予測がつかない「P-13現象」。そのとき人智を超えた世界が現れる。
3位
生存者ゼロ
宝島社
安生正
810円(本体750円+税)
北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無残な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。しかし、ある法則を見出したときには、すでに北海道本島で同じ惨劇が起きていた―。未曾有の危機に立ち向かう!壮大なスケールで未知の恐怖との闘いを描く、第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
4位
銀二貫
幻冬舎
高田郁
630円(本体600円+税)
大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。
5位
村上海賊の娘 上巻
新潮社
和田竜
1,728円(本体1,600円+税)
和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は兵糧入れを乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれる村上武吉と娘の景にかかっていた…。「のぼうの城」から6年、型破りな人物と感動。著者最高傑作の誕生。〈受賞情報〉吉川英治文学新人賞(第35回)
6位
村上海賊の娘 下巻
新潮社
和田竜
1,728円(本体1,600円+税)
織田方の猛攻を雑賀衆の火縄が止め、門徒の勢いを京より急襲した信長が粉砕する。毛利・村上の水軍もついに難波海へ…。「のぼうの城」から6年、型破りな人物と感動。著者最高傑作の誕生。〈受賞情報〉吉川英治文学新人賞(第35回),本屋大賞(2014年)
7位
銀行総務特命 新装版
講談社
池井戸潤
751円(本体695円+税)
帝都銀行で唯一、行内の不祥事処理を任された指宿修平。顧客名簿流出、現役行員のAV出演疑惑、幹部の裏金づくり…スキャンダルに事欠かない伏魔殿を指宿は奔走する。腐敗した組織が、ある罠を用意しているとも知らずに―「総務特命担当者」の運命はいかに!?意外な仕掛けに唸らされる傑作ミステリー。
8位
仇敵
講談社
池井戸潤
637円(本体590円+税)
幹部行員の裏金工作を追及した恋窪商太郎は、謂れなき罪を着せられメガバンクを辞職。エリートから地方銀行の庶務行員となるが、人生の豊かさを知る。だが、元ライバルからの電話が再び運命を揺るがす―。不正を知った男は謎の死を迎え、恋窪は“仇敵”への復讐を誓う。乱歩賞作家、渾身の連作ミステリー。
9位
白ゆき姫殺人事件
集英社
湊かなえ
648円(本体600円+税)
化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方、匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。傑作長編ミステリー。
10位
転迷
新潮社
今野敏
724円(本体670円+税)
大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。外務省職員の他殺体が近隣署管内で見つかり、担当区域では悪質なひき逃げ事件が発生したのだ。さらには海外で娘の恋人の安否が気遣われる航空事故が起き、覚醒剤捜査をめぐって、厚労省の麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。次々と襲いかかる難題と試練―闘う警察官僚竜崎は持ち前の頭脳と決断力を武器に、敢然と立ち向かう。