本店 8月の売り上げ総合ランキング
1位
天の梯
角川春樹事務所
高田郁
670円(本体620円+税)
『食は、人の天なり』――医師・源斉の言葉に触れ、料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。どのような料理人を目指し、どんな料理を作り続けることを願うのか。澪の心星は揺らぐことなく頭上に瞬いていた。その一方で、吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについて懊悩する日々。四千両を捻出し、野江を身請けすることは叶うのか! ? 厚い雲を抜け、仰ぎ見る蒼天の美しさとは! ?「みをつくし料理帖」シリーズ、堂々の完結。
2位
銀翼のイカロス
ダイヤモンド社
池井戸潤
1,620円(本体1,500円+税)
半沢直樹シリーズ第4弾!
「はっきり申し上げますが、御社にとっていまが─ラストチャンスです」頭取命令で経営再建中の帝国航空を押しつけられた東京中央銀行の半沢直樹が、500億円の債権放棄を求める再生タスクフォースと激突。政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い。果たして半沢に勝ち目はあるか?
3位
海賊とよばれた男 下
講談社
百田尚樹
810円(本体750円+税)
敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ!戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。
4位
マスカレード・イブ
集英社
東野圭吾
648円(本体600円+税)
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。「マスカレード」シリーズ第2弾。
5位
海賊とよばれた男 上
講談社
百田尚樹
810円(本体750円+税)
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
6位
神隠し
文藝春秋
佐伯泰英
670円(本体620円+税)
背は低く禿げ上がった額に団子鼻、そして大酒飲み。だが来島水軍流の達人である赤目小籐次、次々に難敵を打ち破る痛快シリーズ登場。
7位
仏果を得ず
双葉社
三浦しをん
648円(本体600円+税)
高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいく―。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。
8位
マスカレード・ホテル
集英社
東野圭吾
821円(本体760円+税)
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場としてあるホテルが浮上、ターゲットも容疑者も不明のまま、警察は潜入捜査を決定する。東野圭吾の最高に華麗な長編ミステリ! 新シリーズ、スタート。
9位
悪血
KADOKAWA
上田秀人
648円(本体600円+税)
大奥の警備に就いていた御広敷伊賀者が、何者かに襲われた。女中が事件に関わっているという。将軍綱吉の命により、表御番医師の矢切良衛は江戸城中から御広敷に職務を移し、真相解明を任されることに。閉鎖的な女社会に戸惑いながらも、良衛は大奥に乗り込んでいくが…。その裏では、綱吉の跡継ぎ問題を巡り、女たちの様々な思惑が交錯していた―。勇ましき剣豪医師が悪事に挑む、書き下ろし時代小説シリーズ、第4弾!
10位
ソロモンの偽証〔1〕(第1部)
新潮社
宮部みゆき
810円(本体750円+税)
クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった―。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。