OAP店 6月の売り上げ総合ランキング
1位
考えすぎない
星雲社
本多時生
648円(本体600円+税)
私たちの日々の悩みは、ほとんどが“考えすぎ”を原因としている。そんな“考えすぎるクセ”を改善すれば、もっとラクに生きることができるはず。本書では本多時生がさまざまな状況での“考えすぎない”方法を紹介する。
2位
言ってはいけない
新潮社
橘玲
842円(本体780円+税)
努力は遺伝に勝てない。美人とブスの「美貌格差」は約3600万円。子育てや教育はほぼ徒労に終わる。この「不愉快な現実」を直視せよ。進化論、遺伝学、脳科学の知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。
3位
64 上
文藝春秋
横山秀夫
691円(本体640円+税)
元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。
4位
後妻業
文藝春秋
黒川博行
799円(本体740円+税)
91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。
5位
泣き童子
KADOKAWA
宮部みゆき
821円(本体760円+税)
三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちかの心の傷も癒えつつあった。ある日、三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。男が語り始めたのは、ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。童子に隠された恐ろしき秘密とは―三島屋シリーズ第三弾!
6位
陰陽師 蒼猴ノ巻
文藝春秋
夢枕獏
594円(本体550円+税)
この頃都で評判の「蝦蟇法師」がいた。犬ほどの大きさの蝦蟇をそばにおき、それが念仏を唱えて失せ物の在りかを当てる。ところが藤原景之の仏間から消えた黄金の観音菩薩の行方は分からないという。不審に思った晴明と博雅は(「蝦蟇念仏」)。秋に花咲く桜の木、天空で笛吹く博雅などいよいよ冴えわたる美しさ、面白さ、至福の十篇。
7位
超高速!参勤交代 リターンズ
講談社
土橋章宏
810円(本体750円+税)
日本アカデミー賞最優秀脚本賞など数々の名誉に輝いた大ヒット映画の続編原作小説が文庫化! 前作では、巨悪の老中による5日以内に江戸へ参勤せよという難題を乗り越えた東北の弱小藩の面々に、帰りは2日で戻れとの命が下る。さらに江戸城天守の再建という途方もない沙汰まで加わり絶体絶命の窮地に陥る。知恵と勇気と馬力を武器に、奮闘する貧乏藩主とその藩士たちの運命はいかに?9月に公開決定の映画版原作。
8位
村上海賊の娘 第1巻
新潮社
和田竜
637円(本体590円+税)
時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊―。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く―。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞!木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。
9位
跡目
光文社
坂岡真
648円(本体600円+税)
将軍の毒味役、鬼役を代々務めてきた矢背家。当主の蔵人介は、ついに自らの跡を継ぐ者として居候の卯三郎を試すこととする。命懸けの毒味、驚異の水練、死に物狂いの武芸、桁外れの早駆け…。卯三郎に次々に課されるのは想像を絶する試練だった。卯三郎はその試練を乗り越え、矢背家の跡目を継ぐことはできるのか。大好評シリーズ、涙と笑いと感動の第十八弾。
10位
嫌われる勇気
ダイヤモンド社
岸見一郎 古賀史健
1,620円(本体1,500円+税)
フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。