OAP店 10月の売り上げ総合ランキング
1位
祈りの幕が下りる時
講談社
東野圭吾
842円(本体780円+税)
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
2位
流鴬
光文社
佐伯泰英
648円(本体600円+税)
吉原会所に突然、「裏同心」を希望する女性が現れた。十八歳と若い「女裏同心」に戸惑う吉原裏同心の神守幹次郎と会所の面々。一方、札差の伊勢亀半右衛門が重篤な病に罹り、幹次郎は遺言を託される。遺言には、薄墨太夫にかかわる衝撃の内容が書かれていた―。薄墨太夫、幹次郎、汀女にとって大きな転機となる内容とは何か。シリーズ最大の山場が待つ第二十五弾!
3位
大阪を古地図で歩く本
河出書房新社
ロム・インターナショナル
734円(本体680円+税)
なぜ、江戸期の大阪の地図は「東が上」なのか? 大阪のメインストリート「御堂筋」は、現在よりもずっと幅の狭い道だった!…現代地図との比較を多用しながら、リアルな古地図が物語る驚きの秘話を発掘!
4位
成功している人は、なぜ神社に行くのか?
サンマーク出版
八木龍平
1,620円(本体1,500円+税)
神社とうまくつきあえる人ほど、成功している人が多いのはなぜか。科学者×霊能者の著者による、おもしろくて、ためになる「見えない世界」の授業。神社参拝で願いをかなえ、成功する方法を解説する。
5位
人口と日本経済
中央公論新社
吉川洋
821円(本体760円+税)
経済成長の鍵を握るのはイノベーションであり、日本が世界有数の長寿国であることこそチャンスなのだ。日本に蔓延する「人口減少ペシミズム」を排し、日本経済の本当の課題に迫る。
6位
風花帖
朝日新聞出版
葉室麟
670円(本体620円+税)
勘定方の青年・印南新六は、生涯をかけて守ると誓った女性・吉乃のため、刺客として藩の騒動に巻き込まれてゆく──。互いに想いを交わしながらも別々の道を選ぶことしかできなかった男女の運命を描く、傑作長編時代小説。
7位
女のいない男たち
文藝春秋
村上春樹
702円(本体650円+税)
「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。
8位
嫌われる勇気
ダイヤモンド社
岸見一郎 古賀史健
1,620円(本体1,500円+税)
フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。
9位
住友銀行秘史
講談社
國重惇史
1,944円(本体1,800円+税)
保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのはひとりのバンカーだった…。戦後最大の経済事件「イトマン事件」。そのすべてを綴った手帳を公開する。衝撃の実名手記。
10位
村上海賊の娘 第4巻
新潮社
和田竜
680円(本体630円+税)
難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた!煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。眞鍋家の船はたちまち炎に包まれる。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は―。乱世を思うさまに生きる者たちの合戦描写が、読者の圧倒的な支持を得た完結編。