「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2021年本屋大賞」は町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』に決まりました。

書店員が投票で選ぶ、本当に読んで欲しい本は下記の作品に決まりました。

『52ヘルツのクジラたち』
町田そのこ(著)
中央公論新社

1760円(税込)

52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。

初めてのノミネートでみごと大賞に輝きました。

おめでとうございます。

他のノミネート作品ももちろん読み応えたっぷりの名作がそろっております。西日本書店では本屋大賞コーナーで準備万端とりそろえてございます。ノミネート作一覧は本屋大賞のウェブサイトでご確認下さい。