本店 12月の売り上げ総合ランキング
1位
散華ノ刻
双葉社
佐伯泰英
680円(本体648円+税)
春風が江戸に桜の季節を告げる頃、坂崎家では豊後関前から父正睦、母照埜を小梅村に迎えて親子三代、賑やかな日々を送っていた。関前藩の物産事業に絡む内紛の始末がつかぬまま、富士見坂の江戸藩邸を訪れた磐音は、藩主福坂実高の正室お代の方の変わり果てた姿を目の当たりにして…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし長編時代小説第四十一弾。
2位
大阪天神橋昆布問屋の昆布水レシピ
メディアファクトリー
喜多條清光
1,260円(本体1,200円+税)
刻んだ昆布をひと晩水につけるだけ。通常の半分以下、昆布10gでレシピ無限大。NHK「あさイチ」で大反響の天才調味料・昆布水と、昆布水を使った極うまヘルシーレシピ79品を紹介。
3位
ゆんでめて
新潮社
畠中恵
546円(本体520円+税)
屏風のぞきが行方不明になり、悲嘆にくれる若だんな。もしあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった?上方から来た娘への淡い恋心も、妖たちの化け合戦で盛り上がる豪華なお花見も、雨の日に現れた強くて格好良い謎のおなごの存在も、すべて運命のいたずらが導いたことなのか―。一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。「しゃばけ」シリーズ第9作。
4位
SOSの猿
中央公論新社
伊坂幸太郎
660円(本体629円+税)
三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。
5位
ヤッさん
双葉社
原宏一
700円(本体667円+税)
段ボール暮らしのタカオは見知らぬ中年男にたたき起こされた。「おめえ、それじゃ銀座でホームレスなんざ張っていけねえぞ」。訳もわからずついていくと、その男、通称ヤッさんは驚くべき食の達人で、築地市場と高級料理店を行き来して生活する、誇り高きホームレスだった。「旨い食いもんと人間が好きなこと」だけ確かな謎だらけのヤッさんは、時には料理人を叱り飛ばし、食の世界に起こるアツイ事件の解決に奔走する。やがて弟子入りしたタカオにも、成長を問われる試練が訪れるが…。愉快度バツグン、飛び出す啖呵も痛快なユーモア人情小説の決定版。
6位
聞く力
文藝春秋
阿川佐和子
840円(本体800円+税)
0代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。「相槌をケチらない」「楽しそうに聞く」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意”を伝授する。
7位
奇跡の昆布革命
大和書房
喜多條清光 平山由香
1,260円(本体1,200円+税)
NHKあさイチで話題になった昆布革命。水につけておくだけの昆布水と昆布を使った、おいしくて健康・美肌にもいいレシピを公開。誰でもかんたんにできて、味がワンランクアップするワザを紹介する。
8位
天下
講談社
上田秀人
650円(本体619円+税)
将軍家斉が襲撃されたばかりの大奥に不審な二人のお末が入った。立花併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。大奥の主は初の外様出身の御台所茂姫。実家の藩主島津重豪は親藩入りを画策する。お末たちは死をもおそれぬ薩摩の忍・捨てかまりか。権をめぐる暗闘はいよいよ最高潮に。第十一巻。
9位
永遠の0
講談社
百田尚樹
920円(本体876円+税)
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
10位
〇に十の字
新潮社
佐伯泰英
662円(本体630円+税)
坊城桜子を伴って京を目指す総兵衛一行が鳶沢村に逗留中、薩摩の密偵が捕らえられた。総兵衛の特殊な縛めにより、苦悶の末薩摩忍び北郷陰吉は転んだかに見えた。陰吉を加えた一行は一路、西を目指し始めた。一方、江戸では、おこものちゅう吉が湯島天神の床下から忽然と姿を消し、天松は懸命に捜索する…。総兵衛一行の東海道西上の旅路を薩摩の魔の手が襲撃する疾風の第五巻。