OAP店 1月の売り上げ総合ランキング
1位
夜行観覧車
双葉社
湊かなえ
680円(本体648円+税)
父親が被害者で、母親が加害者―。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
2位
木槿ノ賦
双葉社
佐伯泰英
680円(本体648円+税)
天明三年盛夏、隅田川左岸の小梅村で穏やかな暮らしを送る坂崎磐音は、参勤上番で江戸に出府する関前藩主一行を出迎えるため、父正睦とともに六郷土手でその到着を待っていた。旧主福坂実高との再会を果した磐音だったが、随行してきた一人の若武者から思わぬ申し出を受ける。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし長編時代小説第四十二弾。
3位
永遠の0
講談社
百田尚樹
920円(本体876円+税)
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
4位
その時までサヨナラ
文芸社
山田悠介
630円(本体600円+税)
別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー。
5位
植物図鑑
幻冬舎
有川浩
720円(本体686円+税)
お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。
6位
できる大人のモノの言い方大全
青春出版社
話題の達人倶楽部
1,050円(本体1,000円+税)
「状況」と「相手」にあわせて言葉を選ぶ力を身につければ、人間関係がガラリと変わる。ほめる、もてなす、断る、謝る…。“達人”たちの絶妙な言い回しをすべて公開。覚えておけば一生使える秘密のフレーズ事典。
7位
日本の七十二候を楽しむ
東邦出版
白井明大 有賀一広
1,680円(本体1,600円+税)
日本には二十四の節気と七十二もの季節がある。木の芽起こし、土用のうなぎ、秋の七草、羽子板市、晦日正月…。めぐりくる季節や自然を楽しむ、暮らしの歳時記。旧暦にまつわる古きよき暮らしの知恵を伝える1冊。
8位
下流の宴
文藝春秋
林真理子
790円(本体752円+税)
東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子がフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して―切実な女の闘いと格差社会を描いた傑作ベストセラー小説。
9位
僕の死に方
小学館
金子哲雄
1,365円(本体1,300円+税)
突然の余命宣告。絶望の中でやがて彼は「命の始末」と向き合い始める。41歳で急逝した流通ジャーナリストの見事な死の記録。明日、命が絶えるかもしれない日々の中で、著者が命を振り絞るように綴った最後の著書。
10位
聞く力
文藝春秋
阿川佐和子
840円(本体800円+税)
0代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。「相槌をケチらない」「楽しそうに聞く」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意”を伝授する。