本店 1月の売り上げ総合ランキング
1位
白鶴ノ紅
双葉社
佐伯泰英
700円(本体648円+税)
城中で十代家治の御不例が囁かれ、水面下で十一代就位への準備が進められる中、雨上がりの小梅村には嫡男空也に稽古をつける坂崎磐音の姿があった。その日の夕暮れ、尚武館の住み込み門弟の一人が突如行方をくらます。翌日内藤新宿に姿を現したその門弟は食売旅篭の店先に立っていた。一方、八月朔日、金龍山浅草寺の門前に新たな紅屋が店開きし…。超人気書き下ろし長編時代小説第四十八弾。
2位
流星ワゴン
講談社
重松清
788円(本体730円+税)
死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
3位
うれしい悲鳴をあげてくれ
筑摩書房
いしわたり淳治
842円(本体780円+税)
作詞家、音楽プロデューサーとして活躍する著者の小説&エッセイ集。00000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
4位
その女アレックス
文藝春秋
ピエール・ルメートル 橘明美
929円(本体860円+税)
監禁され、死を目前にした女アレックス。彼女の心に秘められた壮絶な計画とは…。英米ミステリ界を戦慄させた驚愕と慟哭の傑作。〈受賞情報〉英国推理作家協会賞
5位
操の護り
光文社
上田秀人
670円(本体620円+税)
御広敷用人として将軍吉宗の寵姫・竹姫を担当する水城聡四郎は、竹姫を襲い怪我を負い養生していた女忍の袖に突然、襲われる。一方、これまで大奥の主となってきた天英院の企てた茶会の罠を将軍吉宗の助けで乗り切った竹姫に、新たな罠が仕掛けられた。それに対して、竹姫を護るために聡四郎が打った「秘策」とは―。ますます好調のシリーズ、手に汗握る第七弾。
6位
ナミヤ雑貨店の奇蹟
KADOKAWA
東野圭吾
734円(本体680円+税)
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
7位
赤猫異聞
新潮社
浅田次郎
680円(本体630円+税)
時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち―博奕打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」との言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には…。幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた、傑作時代長編。
8位
やぶへび
講談社
大沢在昌
756円(本体700円+税)
「カネもなければ、オンナもいない」元刑事の甲賀は40歳の寂しい年の瀬を迎えていた。そこへ「奥さんを保護した」と警察からの連絡。この「妻」は甲賀が“偽装結婚”した中国人女性で、記憶を失っていた。彼女が何者か二人で調べていくと事態はとんでもない方向に。読み始めたら止まらないエンターテインメント。
9位
最後のトリック
河出書房新社
深水黎一郎
734円(本体680円+税)
ラストに驚愕。犯人はこの本の「読者全員」。謎の男が「命と引き換えにしても惜しくない」と訴えるミステリー界究極のトリックとは…。
10位
ビブリア古書堂の事件手帖 6
KADOKAWA
三上延
616円(本体570円+税)
太宰治の稀覯本を巡り悶着を起こした青年が、ビブリア古書堂に再び現れる。今度は依頼者として。それは因縁深い、またもや太宰治の稀覯本にまつわるものだった。50年前の祖父たちと現在。宿命的な縁が謎を誘い…。