OAP店 5月の売り上げ総合ランキング
1位
一路 上
中央公論新社
浅田次郎
691円(本体640円+税)
失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!
2位
一路 下
中央公論新社
浅田次郎
691円(本体640円+税)
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱…。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ―。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか!
3位
イニシエーション・ラブ
文藝春秋
乾くるみ
626円(本体580円+税)
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
4位
パナソニック人事抗争史
講談社
岩瀬達哉
1,490円(本体1,380円+税)
なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦パナソニックの凋落の原因も、実は人事にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。名門松下電器の裏面史がいま、元役員たちの実名証言によって明らかになる!
5位
路
文藝春秋
吉田修一
724円(本体670円+税)
台湾に日本の新幹線が走る。商社の台湾支局に勤める春香と日本で働く建築家・人豪の巡り逢い、台湾で生まれ戦後引き揚げた老人の後悔、「今」を謳歌する台湾人青年の日常…。新幹線事業を背景に、日台の人々の国を越え時間を越えて繋がる想いを色鮮やかに描く。台湾でも大きな話題を呼び人気を博した著者渾身の感動傑作。
6位
君臣の想
徳間書店
上田秀人
713円(本体660円+税)
悪漢に屋敷を荒らされた深室家は目付に不始末を厳しく追及される。将軍家綱のお髷番にして寵臣深室賢治郎は窮地に陥るが、老中阿部忠秋の計らいで難を逃れた。これに業を煮やしたのは賢治郎失墜を謀る異母兄松平主馬。冷酷無比な刺客を差し向け、魔手は許婚の三弥にも伸びる。進退窮まった賢治郎。そのとき家綱がついに動いた。権益を巡る傑物たちの攻防。大好評シリーズ、圧巻の完結!
7位
50歳からの「死に方」
廣済堂出版
弘兼憲史
864円(本体800円+税)
人気漫画『黄昏流星群』で中高年の恋愛・性を正面から取り上げ、自らも団塊世代である著者が、先が見えてきた50代からの楽しく賢い生き方と自分らしい死に向かう準備を提案。“逆転の発想”満載の人生の指南書。
8位
鮫島の貌
光文社
大沢在昌
605円(本体560円+税)
新宿署に異動直後、上司となる桃井と鮫島との出会い。飛び降り自殺を図ろうとした少年と関わる晶。鮫島の宿敵・仙田、鑑識官の藪…。シリーズに登場する個性的な人物たちの意外なエピソードから、人気コミックの主人公である両津勘吉や冴羽〓(りょう)との共演まで。孤高の刑事・鮫島の知られざる一面が垣間見える短編が勢揃い。「新宿鮫」にしかない魅力が凝縮された全10作品。
9位
一〇三歳になってわかったこと
幻冬舎
篠田桃紅
1,080円(本体1,000円+税)
100歳を超えたから見える世界がある。今も第一線で活躍する著者が、時には優しく、時には厳しく、人生の生き方、楽しみ方を伝授。世界で最も尊敬される現役美術家が、クリエイトする力を明かす。
10位
聞くだけで自律神経が整うCDブック
アスコム
小林弘幸
1,296円(本体1,200円+税)
95%の人が効果を実感。「自律神経の名医」が開発したCDで、体の不調やストレスがみるみる消えていく。本書では、自律神経とはどういうものかをはじめ、自律神経が「健康のカギ」である理由などを紹介する。