Osaka Book One Project 2015

Osaka Book One Project「大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本」も今年で三回目を迎えました。

今年の選定作品は、こちら。

iconすかたん
講談社
朝井まかて
745円(本体690円+税)

icon江戸詰め藩士だった夫が急死し、大坂の青物問屋に女中奉公に出た知里。戸惑いながらも、次第に天下の台所の旨いもんに目覚めていく。ただ問題は、人好きはするが、遊び人でトラブルメーカーの若旦那。呆れていた知里だったが、野菜への純粋な想いを知り、いつしか強く惹かれるように。おもろい恋の行く末は?

■Osaka Book One Projectとは
「大阪の本屋と問屋が垣根を越えて1冊のほんまにええ本を売ろう」と集まった大阪の文学賞で、2013年制定。
選書の条件は、
①大阪に由来のある著者、物語であること
②文庫であること
③著者が存命であること の3点。

売上の一部を使用し大阪府社会福祉協議会を通じて、児童養護施設へ本の寄贈を行っています。図書寄贈においては、一般的に寄贈者が本を選定するため子どものニーズに沿わなかったり図書が重複してしまったりすることがあります。
OBOPではこれを鑑み、図書の選定を児童養護施設に依頼。「ずっと同じ学習参考書を使っていたので新しい学習参考書が欲しい」「ソフトボールのルールブックを読んでルールを覚えたい」といった声に応え、子どもたちに選ぶ楽しさ・本を読む楽しさを伝えています。
OsakaBookOneProject Facebookより

三回目ということでお客様への認知度も高まってきており、店頭で手に取られた方から「今年はこれかあ」というお声が上がったり。そして西日本書店本店ではもう恒例となったスタッフ職人によるリアルを極めた3DPOPが今年も登場!ぜひ、店頭に足を運んでいただいてご覧になってください。

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