OAP店 4月の売り上げ総合ランキング
1位
夢幻花
PHP研究所
東野圭吾
842円(本体780円+税)
花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。
2位
京都ぎらい
朝日新聞出版
井上章一
821円(本体760円+税)
あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によって、京都人のおそろしい一面が鮮やかに浮かんでくるにちがいない。洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によどむ底知れぬ沼気(しょうき)。洛中千年の「花」「毒」を見定める新・京都論である。
3位
超一流の保険営業術
幻冬舎
黒木勉
1,512円(本体1,400円+税)
リストアップ、アポ獲得、提案、クロージング―業界上位0.01%のTOT終身会員、通称“保険営業のゴッドファーザー”が明かす「おもしろいほど契約がとれるマル秘テクニック」。
4位
羊と鋼の森
文藝春秋
宮下奈都
1,620円(本体1,500円+税)
ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。
5位
天才
幻冬舎
石原慎太郎
1,512円(本体1,400円+税)
高等小学校卒という学歴ながら、『日本列島改造論』を引っ提げて総理大臣に就任。その比類なき決断力と実行力で、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。国民に持てはやされ、圧倒的な支持を得たが、ロッキード事件で受託収賄罪に問われ総理を辞任。それでも100名以上の国会議員が所属する派閥を率い、有罪判決が下った後も政界に君臨した。
6位
老いへの「ケジメ」
新講社
斎藤茂太
1,080円(本体1,000円+税)
老いへの「ケジメ」は、人生のある年齢になったら、一人一人がやっておくべきことだと思う…。老いへと向かう800万人団塊世代のために。心に安心が生まれる、身辺整理についてのモタさんの言葉。
7位
カエルの楽園
新潮社
百田尚樹
1,404円(本体1,300円+税)
安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か。愚かなのは誰か。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。
8位
語彙力こそが教養である
KADOKAWA
齋藤孝
907円(本体840円+税)
ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、知的生活をも豊かにする。読書術のほかテレビ、テレビの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!
9位
繚乱
KADOKAWA
黒川博行
907円(本体840円+税)
大阪府警を追われたかつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達は、調査中の敷地900坪の巨大パチンコ店に金の匂いを嗅ぎつけると、堀内を誘って一攫千金の大勝負を仕掛けるが!?
10位
ドスコイ警備保障
小学館
室積光
617円(本体571円+税)
社員は全員、元力士。史上最強の警備会社が誕生した。名付けて「ドスコイ警備保障株式会社」。きっかけは、引退後の力士の就職先に心を痛めた相撲協会理事長・南ノ峰親方の親心だった。立ち会いのスピードはオリンピックの短距離選手級、体重百キロを軽く超える巨大、しかも全身が筋肉。この警備会社の社員には、少々の凶悪犯では絶対に敵いません。元スモウレスラーのガードマンなら外タレのウケも抜群です。予想外の展開に、読むのを止められなくなるほど面白い。あの『都立水商!』の著者が書いた、結末は大感動の上質エンターテインメントがついに文庫で登場です。