OAP店 3月の売り上げ総合ランキング

1位

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応仁の乱
中央公論新社
呉座勇一
972円(本体900円+税)

icon室町幕府はなぜ自壊したのか―室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか―。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。

2位

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弘兼流60歳からの手ぶら人生
海竜社
弘兼憲史
1,080円(本体1,000円+税)

icon弘兼憲史、身辺整理始めました。「常識」という棚にしまったすべてのものを一度おろして、ひとつひとつ吟味してみませんか。そうすれば、きっとこれからの人生に必要なものと必要でないものが見えてくるはずです。

3位

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九十歳。何がめでたい
小学館
佐藤愛子
1,296円(本体1,200円+税)

icon『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。

4位

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それは秘密の
新潮社
乃南アサ
594円(本体550円+税)

icon美容に狂う前妻と彼女を奪っていった男、なぜ二人は俺に会いに来るのか?なぜこんなに友人の母親が気になるのか?隣室で虚ろで奇妙な音を出し続けるのは何者か?どうしてあんなに不出来な部下に惹かれるのか?なぜ暗闇で出会って顔も見えない彼女がこんなにも愛おしいのか?なぜ、なぜ…。愛とも恋とも言えない、不思議な感情―。心理描写の洗練を極めた珠玉の短編九編を収録。

5位

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潜る女
文藝春秋
堂場瞬一
778円(本体720円+税)

icon知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。大人気の警察小説シリーズ第8弾!

6位

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ビブリア古書堂の事件手帖 7
KADOKAWA
三上延
702円(本体650円+税)

iconビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

7位

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騎士団長殺し 第2部(遷ろうメタファー編)
新潮社
村上春樹
1,944円(本体1,800円+税)

icon渇望する幻想、そして反転する眺望。物語はここからどこに進んでいこうとしているのか…。「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」「1Q84」、そして更に旋回する村上春樹の小説世界。

8位

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旅立ちぬ
光文社
佐伯泰英
670円(本体620円+税)

icon幼馴染の汀女とともに故郷の豊後岡藩を出奔し、江戸・吉原に流れ着いた神守幹次郎は、剣の腕を見込まれ、廓の用心棒「吉原裏同心」となった。時は流れ、花魁・薄墨太夫が自由の身となり、幹次郎は汀女、薄墨改め加門麻との三人で新しい生活を始める。幼い頃に母と訪ねた鎌倉を再訪したいと願う麻に応え、幹次郎らは鎌倉へ向かう。旅からはじまる新しい物語、開幕。

9位

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がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事
幻冬舎
神尾哲男
1,188円(本体1,100円+税)

icon末期がんを宣告されて14年。医者から「生きているのが信じられない」と驚かれ、“奇跡のシェフ”とも呼ばれるフレンチシェフの著者が、昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法とは。

10位

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神様の裏の顔
KADOKAWA
藤崎翔
734円(本体680円+税)

icon神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。…のだが、参列者たちが「神様」を偲ぶ中、とんでもない疑惑が。実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか…。坪井の美しい娘、後輩教師、教え子のアラフォー男性と今時ギャル、ご近所の主婦とお笑い芸人。二転三転する彼らの推理は!?どんでん返しの結末に話題騒然!!第34回横溝正史ミステリ大賞“大賞”受賞の衝撃ミステリ!