西日本書店本店でおすすめの文庫を紹介します。
『装幀室のおしごと。』
範乃秋晴
KADOKAWA
680円(本体630円+税)
この本にはどんな表紙が似合うだろう?紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう?こうして試行錯誤を繰り返して、時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが『装幀家』の役割だ。それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、その男の言葉が信じられなかった。「本の内容には目を通さない主義だ。中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」
おなじみのPOP職人による力作立体POPも店頭に登場。
ご来店の上、商品と合わせてPOPもご覧くださいませ。