『甘夏とオリオン』増山実 本日発売

人はいつだって、誰かを待っているんやね。

待望の新刊『甘夏とオリオン』増山実 本日発売です。

増山先生のサイン本も数量限定で入荷しております。お求めはお早めに。

大阪の下町、玉出の銭湯に居候する駆け出しの落語家・甘夏。彼女の師匠はある日、一切の連絡を絶って失踪した。師匠不在の中、一門を守り、師匠を待つことを決めた甘夏と二人の兄弟子。一門のゴシップを楽しむ野次馬、女性落語家への偏見――。苦境を打開するため、甘夏は自身が住んでいる銭湯で、深夜に「師匠、死んじゃったかもしれない寄席」を行うことを思いつく。寄席にはそれぞれに事情を抱える人々が集まってきて――。

『甘夏とオリオン』
増山実
KADOKAWA
1,760円
(本体1,600円+税)